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2024/04/20

「サン・ミシェルの少女」三幕あとがき




非常に難産だった第三章ですが

何とか最後まで漕ぎ着けました

この間に色々あったのでまずは

ご報告から始めたいと思います



①ランキングサイト脱会



順位を維持するには頻繁な更新を必要とします。

それに追われて作品の質を落としてしまっては

本末転倒と考えた為、脱会を決意しました……




アクセスは激減しましたが(泣



どうせ書くならいいものを書きたいと思って

このサイトを開設したにもかかわらずいつの間にか

文を書く事が数字を追う為の作業になってしまってました。




部門別全国一位との過分な評価を頂いた作品の中に、

納得出来ない仕上がりの文も正直あります。




まだ私が「詩小説」なるものを書いていない時期、

がむしゃらに読んでがむしゃらに書いていた

あの頃に戻りたいと考えました。




しかしそれでも「サン・ミシェル」の三章は難産でした。




今はもう覚えてないのですが恐らく

この小説を書く為の参考文献は20冊近いと思います。

ひょっとしたら調べ物してる時間の方が、

書いてる時間より長かったかもしれません。




もちろん史実通り書くと歴史書みたいで面白く

なくなってしまいますから、実際にあった事を

いかに面白く読めるか、を意識して書きました。




結局、面白く書けていないのは

単なる作者の実力不足です(号泣





②小説投稿サイト全掲載作品削除




このサイトの左側に、電子書籍販売のお知らせがありますので

既にご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、投稿サイトに

掲載されていた自分の小説を全て削除いたしました。




電子書籍出版に伴う削除です。




この投稿サイトでの活動は1ヶ月に満たないものでしたが

それでも合計万単位のアクセスを得る事が出来ました。

短い間でしたがお世話になった方々の応援をする為、

削除後も私のアカウントは残してあります。




ただ、ランキングサイト脱会と投稿サイト

掲載作品削除は同じ理由によるものです。

大変残念な事にこの投稿サイトでやる事は、毎日

同じ人相手に「町内で回覧板を回す」のと同じでした。




数字を稼ぐより、良いものを

書き良いものを読む。

その時間確保を優先させる為に、

投稿サイトでの活動も

一ヶ月後に中止し作品を全て

削除する事にしました。




数字を追うために書くのではなく

どうせ書くならいいものを書きたいと思って。




ちなみに良いものは読んでも、良いものが書けて

いないのは単なる作者の実力不足です(超号泣





③電子書籍出版




現在、出版している電子書籍は 

amazon に2冊、楽天に6冊です。




ですが近い将来、これを1冊にまとめたいと思っています。

その近い将来とは、この「サン・ミシェルの少女」の出版時です。

なので実は今、過去に書いた自分の文を大幅に書き直しています。



その過去文のあまりの稚拙さに、涙で

文字が霞んでよく見えません。(超絶号泣




amazon 出版



「想いは流れる」「悠久の中の一瞬」



楽天Books 出版



「天使の両翼」「君の歌が聞こえる」
「冥府に住む聖者」「想いは流れる」
「悠久の中の一瞬」
「オルフェウスの竪琴」






さて、今回の「サン・ミシェルの少女」ですが

オルレアン開放戦終結までを書きました。

ジャンヌ・ダルクの生涯で最も光り輝いていた

時期であると言って良いでしょう。




実際にジャンヌダルクの資料を読んだ事がある

方にはお分かりだと思いますが、盛ってます。(笑

船に草を積んで燃やしてみたりとか、ジャンヌが

軍旗を持って敵に突撃したとか、実際にあった事を

盛り込んではいますが、なぜそうしたかはどの文献

にもほとんど説明されていないと思います。




まぁ、これは資料ではなく小説なので前回同様

「なぜか」の部分に独自の脚色を加えてあります。




戦闘部分も「突撃して陥落させた」では面白くも

何とも無いので仕方なく盛ってます。(笑




ジャンヌが戦術家として秀でていたかどうかには

賛否両論があるようです。

ただ、聖女でありながら好戦的であったのはどうやら

間違いないみたいですが。

私が想像するに、恐らく運もあったと思います。

なので、こういう内容でまとめてみました。




あと小説内でジャンヌはよく泣きますが、実はこちらが

本当の姿のようです。

勇ましいイメージで伝えられる事が多い彼女ですが

まだ十代ですからね。

なので「普通の女の子が頑張っている」というところを

意識して表現するようにしました。




初めてこのサイトでこれを読む方々は、

『ジャネット? ジャンヌじゃないの?』

と思われるかもしれません。

実は彼女が「ジャンヌ」と呼ばれるようになったのは

戦場に出るようになってからなのです。

さらに彼女は、生きている間に「ジャンヌ・ダルク」

と呼ばれた事はありませんでした。




ジル・ド・レのキャラに驚いた方も多かったと思います。

何と言っても後の大虐殺者「青髭」ですからねー。

でも、ジャンヌと一緒にいる時はまだ若く、真面目で

好青年だったようです。救国の英雄とも呼ばれました。

でもジャンヌが亡くなった事に精神的ショックを受け

後の彼の人生は狂っていく事になるのですね。




さてこの後、物語はいよいよ最終章に突入します。

書くのが辛い内容になりそうですが……




読んで下さった方、何卒最後までのお付き合い

よろしくお願いいたします。




Sayaki








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2014/12/01 後書き:生まれ出た言葉の為に Comment(0)

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「君の歌が聞こえる」

「最後の言葉」

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「3年待ってね」5478人/1位

「アルテミスの弓」6171人/1位

「サン.ミシェルの少女」5377人/1位

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「夢も見ずに」5407人/2位

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「戦争と平和と愛について」5356人/4位

「冥府に住む聖者」5362人/5位

「天国に降る雪」5351人/5位

「悠久の中の一瞬」5339人/5位

「欠片の記憶」5422人/9位

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