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2018/11/18

「アルテミスの弓」後書き。



とあるサイトに掲載済みの詩小説を投稿したところ
5日間で1165アクセスを記録しました。
こちらのサイトも案内にのせてあるので、もし
来られた方いらっしゃったら、厚く御礼申し上げます。




書き手さんとも多くお知り合いになれて嬉しい限りです。




さて、今回のアルテミス~ですが……
実はサヤキの家には、移動図書館並みに本があったりします(笑
もちろん、小説が一番多いのですが、実は次に多いのは歴史、考古学の本だったりします。
次いで天文学、法律、物理、経理、そして忘れてはならないマンガ!




つまり、いろんなものに影響を受けて現在に至るわけです。
実はサヤキは、以前は普通の詩や普通の小説を書いていました。
現在のスタイルになるまでに。




勿論小説では「その彼の言葉は、狂信者達の賛美歌の如き清浄さと狂気をもって
抵抗無く私の心の奥底へと滑り込み鎮座した」
みたいな表現を使って書いてました(笑




まぁーここまで毎回大仰ではなかったですが、文を飾る事に一生懸命だった
まだ未熟な時代もあったわけです。今も未熟ですが。




そんな今までの私の総決算的な作品を……そう思って書いたのが、今回の
「アルテミスの弓」ですね。




面白いかどうかは別にして、自分の書きたい様に書いてみたらどうなるだろう?
 ……と実験的に書いてみたものです。途中小難しい話もそれで出ちゃいました。




でも、サヤキは書く事の数万倍は本を読んできました。
それは今度の財産にきっとなると思います。
そのかわり、自分の文の稚拙さも嫌というほどわかっちゃうんですよねー。




でも、逆に言えばまだまだ向上出来ると、拙いなりにも信じてがんばります。







素材提供:GATAG 画家:コッラード・ジアキント(パブリックドメイン)

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2014/03/23 詩 劇:広義の詩的形式の劇 Comment(0)

最後のレストラン




 とある国の貴族の男が

 気紛れで避暑の為に

 田舎街を訪ねました




 宿にいても

 退屈なので

 彼は街を見て

 歩く事にしました




 しかし田舎なので

 なかなか食事が

 できる場所が無く

 困り果てています




 昔は炭鉱の要所として

 栄えた街だったのが

 時代の流れとともに

 寂れていったのです




 その貴族は道行く人に

 その場所を尋ねながら

 やっと探し当てました




 最後に残ったレストランを




 そっと中をのぞくと

 お客は誰もいません

 営業中だというのに




 しかし他のレストランは

 この街にはもうありません




 仕方なく貴族の男は

 お世辞にも旨いとは

 言えぬ粗末な食事で

 空腹を満たしました




 支払いの時に

 貴族の男は

 その金額を聞いて

 酷く驚きました




「あの粗末な食事で

 そんな法外な金額とは




 ひょっとして私が

 食べた肉はそんなに

 貴重なものだったのかね?」




 貴族の男の問いに

 店の主人は笑顔で

 こう答えたのです




「いいえ貴族様

 このあたりでは大して

 珍しい肉ではありません




 貴重なのは金持ちの客です」












 
撮影者:サヤキ ※フィクションです。この建物と本文は実際には何の関係もありません。

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2014/03/13 詩 劇:広義の詩的形式の劇 Comment(0)

最後の言葉




この国はもう駄目だ 

押し寄せる民主化の 

波に乗ったはいいが 




自由と言う名の器に 

物を入れ替えただけで 

中身は腐ったままだ 




相変わらず官僚は金で 

権限を買いやりたい放題 

それに群がる奴も同罪だ 




官僚を監視する仕組みが 

まだこの国には無いのだ 




この国は何も変わっちゃいない 




だが私はこの民主化とやらに 

感謝をしなくてはならない 

主義主張は些細な行き違いで 

仲間に造反を産む事もあるが 




金は決して裏切らない 




私は解体された旧国家 

秘密警察の隠し資金の 

一部を手中にしたのだ 




新政権に接収された額に 

比べれば朝露の如しの 

昼には蒸発し消えそうな 

ささやかな金額なのだが 




個人を一生食わせて 

余りある金だった 




無論容易い相手ではない 

私を追っている存在にも 

既に気が付いている 




旧国家の亡霊の犬だ




この国はもう駄目だ

押し寄せる民主化の

波に乗ったはいいが




自由と言う名の器に

物を入れ替えただけで

中身は腐ったままだ




私は身を隠す為に

郊外に潜伏する

必要があった




金は信頼ある義理堅い

元部下に預けてある

20年の付き合いだ




彼なら金を守る為に

殺人すらいとわない

私の腹心中の腹心だ




時間が私に味方をした

時間が経てば経つほど

新政権の秩序が皮肉にも

私を匿ってくれるのだから




旧秘密警察が身動きを

取れなくなるのを私は

ただ待っていたわけではない




私の身元は知れている

対策が必要だった




20kgの減量

顔面の整形手術

指紋を変える手術




体型や顔は簡単だが

指紋だけは厄介だ

今は他の指紋だがやがて

本来の指紋に戻るからだ




だが私には関係無かった




国外に出るまででいい

その後は指紋が戻ろうが

顔が戻ろうがかまわない




外国での夢の生活




その手配も

既に整っている

完璧だった




数日後の私を

悠々自適で

幸せな未来が

待っているのだ




金は決して裏切らない




私は予定通り

約束の時間に

資金を預けた

部下に会った





部下は私を撃った





突然の事で

何が起こったのか

全く理解出来なかった




急速に薄れゆく意識の中

最後に私が耳にしたのは

冷たい部下の言葉だった






「誰だお前」















写真提供:GATAG 著作者:spaceabstract

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2014/03/11 詩 劇:広義の詩的形式の劇 Comment(0)

「想いは流れる」第十五詩:2月23日、くもりのち雨





2月23日、くもりのち雨 




今日も彼は来てくれた 

この時間はいつしか 

私にとってこの人生で 




最高に幸せで 

最高に残酷な 

時間となった 




彼に内緒に 

している事が 

ひとつだけある 




もう私はいつ死んでも 

おかしくない体だって事 




言わなければ 

ならなかった 

このままでいい 

はずがなかった 




でも言えなかった 




彼が笑う 

ちょっとだけ 

拗ねて怒って 

また笑う 




彼の前でこれ以上 

泣かないようにする 

自信がもう無かった 




言えるはずがないよ…… 










2月27日、くもり 




私は今日死んでいたはずだった 




以前お医者さんの

話を偶然聞いた時 


私の命は長くても 

今日までだろうと 




そう言われていた 




私はまだ生きていた 

ここから先はきっと

神様がくれた時間だ




私はこの時間を

大切な人の為に

使おうと決めた




私はお父さんに

3月から病院に

入院したいと

お願いをした




そして彼に二度と

会わない決心をした




私が苦しいのはいい

もうすぐ死がこの

苦しみから解放して

くれるだろうから




だけど彼を絶対に

巻き込んではいけない




私が入院して

会わなくなって

彼が自然と私を

忘れてくれれば




それが一番いいと思う




単なる同情で私の話を

聞いていた最初の彼と

私の話に泣いてくれた

今の彼を思い出したら




自惚れでも何でもなく

彼の気持ちが私の方へ

徐々に近付いていると




いくら鈍感で世間知らずの

私にだって痛いほどわかる




だから私はこの

残された時間で




せめて彼の幸せを祈りたい










2月28日、晴れ




たくさんたくさん

彼が去って泣いた

今も泣きながら

日記を書いている




ついに彼に

もう来ないで、と言った




できるだけ冷たく言った

もう二度と来ないように

泣いてしまいそうだった

でも良く頑張れたと思う




彼は少し困った様な

表情で私を見ていた

きっと明日も来るだろう

でももう私は家にいない




明日から私は入院だから




裏切りだと

思われても

かまわない




そのあなたの眩しい

笑顔が涙に曇らない

幸せな夢を見ながら




私は眠りたい




神様どうかお願いです

彼がもう大丈夫だって

私が確認できるまでは




もう少しだけ命を下さい











写真提供:GATAG PublicDomainPictures(著作権放棄)

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2014/03/05 詩 劇:広義の詩的形式の劇 Comment(0)

「サン・ミシェルの少女」一幕:あとがき



 実在した人物の歴史ものを詩小説に、という珍しい事に挑戦しました。

 そしてこの作風で書く利点が大きい事に気付きました。これなら本一冊分の

ボリュームを数分で読むことが出来る、歴史が誰にでも読み易くなる、と。




 散文詩的な詩劇ですが、これだけ簡単に読める歴史ものはたぶん、今まで見た事無い

のではと思います。あったらすみません……。




 さて内容ですが、この歴史をご存知の方は「え、ジャネットって間違ってない?」と

思われる人もいらっしゃると思います。

 もちろん、この物語は超有名なあの人のお話です。




 ところが実は、あの名前で主人公の少女が呼ばれるようになるのは、王太子軍の先頭に

立つようになってからなので、ずっと後の事なのです。




 しかも生きているうちに下の名前、姓で呼ばれた事もありませんでした。

 下の名前 D'arc は、後世の人が貴族っぽいという事で付け足したようです。

 実際には、中世の農民に姓はありませんでした。良くある話なのですが……
 
 
 
 
 今回は、1幕目という事で王太子に会うまでのエピソードを綴ってみました。

 歴史書でも史料でもないので、細かい部分は物語として楽しめるようにしました。




 さすがにアメリカの昔の、同じ題材を扱った映画のように「敵将に恋をする」など

という破天荒な演出はしませんでしたが(笑

 実際にあった事柄をうまく盛り込めたのではないかなと思います。




 私が司書で教員免許を持つ友人に、一番最初の最初に教えたのが

「歴史学とは記憶を競うゲームではなく、物語を読み解く事だ」でした。




 もちろん、学校では「試験のための勉強」として歴史を習うので、歴史に拒絶反応を

示す方の多くは「記憶を競うゲーム」のイメージが強いのだと思われます。




 でも何年何月に何があった、と覚えていくだけの単純作業を延々と繰り返すより

「ジャンヌ・ダルクは本当は泣き虫だった」

の方が、歴史に対してどんどん楽しいイメージが沸いて、




ずっと素敵だとは思いませんか?








写真提供:GATAG 画家:ヤコブ・マリス
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2014/02/16 詩 劇:広義の詩的形式の劇 Comment(0)

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ランクサイト トーナメント戦 優勝作品

「3年待ってね」

「天国に降る雪」

「想いは流れる」(短編)

「いつだって僕の」

「サン・ミシェルの少女」

「想いは流れる」(長編)

「粉雪と涙」

「君の歌が聞こえる」

「最後の言葉」

「天使の両翼」

「君の歌が聞こえる」(後書き)

「最後に見た景色」

「想いは流れる」(後書き)


「君の歌が聞こえる」は初めて

ブログ部門でも評価頂きました。
 
 

注目記事全国ランキング上位作品

「君の歌が聞こえる」9970人/1位

「3年待ってね」5478人/1位

「アルテミスの弓」6171人/1位

「サン.ミシェルの少女」5377人/1位

「珍しいペット」5365人/1位

「君の歌が聞こえる」5438人/2位

「夢も見ずに」5407人/2位

「消えていく私」5423人/2位

「戦争と平和と愛について」5356人/4位

「冥府に住む聖者」5362人/5位

「天国に降る雪」5351人/5位

「悠久の中の一瞬」5339人/5位

「欠片の記憶」5422人/9位

「消えていく世界の片隅で」6203人/9位

 
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「冥府に住む聖者」公開5日目

「天使の両翼」公開7日目

「天国に降る雪」公開8日目

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「その向こうに見たもの」

「無理に笑う人」

「夢も見ずに」

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