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2024/11/21
たどり着いた場所で
僕は眠る
もう君の写真を見ても
悲しいと思わなくなった
もう君を思い出さない
自分に気付いてしまった
君が笑う
君が泣く
君の声
君の仕草
覚えていない僕
泣けなくなった僕
そして今僕はここにいる
こんな日が来るなんて
想像も出来なかった
あの頃の僕には
時は僕から
苦しみと一緒に
幸せな記憶をも奪っていった
君が笑う
君が泣く
もう君の写真を見ても
悲しいと思わなくなった
君の声
君の仕草
もう君を思い出さない
自分に気付いてしまった
全てが消えていく
まどろみの中に
そして今僕はここにいる
あの幸せだった日々から
こんなにも遠い場所に
あの幸せだった日々から
[0回]
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2015/04/27
叙情詩:連作で想いを中心に
二年……資料集めも含めると三年を要した「サン・ミシェルの少女」
何とか無事、完結いたしました。
現在「小説」として大幅な書き直し作業中です。
なんてヘタなんだろう二年前の私、と半泣きになりながら
頑張っています。いや、今もヘタなんですけどね(泣
書き上げた瞬間は、本当に寂しい気持ちになりました。
達成感や喜びは、不思議なほどありませんでした。
とにかく、寂しくて仕方が無かったです。
でも、まだ終わったわけではありません。
現在私が持てる限りの(微々たる)力を振り絞って
「もうこれ以上無理ー!」と思えるまで直しをします。
これまでに無かったくらい、真剣にあがいてみようと思っています。
今年一月にお伝えしたとおり、四月十五日をもって
「サン・ミシェルの少女」は全文削除します。
散文詩形式から、完全に『小説』にしています。
歴史上の人物なのでストーリーや結末は変わりませんが
今現在書きあがってるものは、ここに掲載したものと大きく違います。
昨日、全体を把握する為に「小説」になった「サン・ミシェルの少女」を
プリントアウトしてファイルに閉じ、読み返してます。意外とボリュームあります。
原稿用紙換算で400ほどのつもりでしたが……
勢いあまって550を超えちゃいました(てへ
そういうわけで、いったんここに掲載した文は
全て削除いたします。勝手で本当に申し訳ありません。
「自己満足は全て捨てる。あくまで他人がこれを読んでどう思うか」
これを最優先にして、1ヶ月程あーでもないこーでもない、を
繰り返してみようと思っています。脳が悲鳴をあげてます今。
ここまで読んで下さった方々には、感謝の言葉もありません。
物書きの風下、駄文メーカーの拙いお話に最後までお付き合い下さり
本当に有難うございました。
Sayaki
写真提供:GATAG|フリー画像・写真素材集 著作者:andic
[11回]
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2015/04/10
散文詩:連作で小説に近い詩
ジャンヌの物語も、いよいよ次で最終章となります。
ここまで読んで下さってる方々に感謝いたします。
お時間が許すならば、どうか最後までの
お付き合いをよろしくお願いいたします。
今まで私は、自分の物語なのに泣きながら書いている事がある、
と過去記事で申し上げた事があったかと思います。
しかし今回だけは極め付けでした。こんなに先を
書きたくない、と思ったのは初めての経験です。
この小説には真剣に向き合おう、と決めました。
現在既に、過去掲載分の大幅な書き直しをしています。
拙い文章力でも全力で、最後まで書き切ろうと思います。
私は今まで書いた長編作品の中で、何度か
不思議な経験をした事があります。物語の中で
何と、登場人物が勝手に話し、行動を始めるのです。
書いているのは私なのですが、私は想像の世界で
勝手に動く登場人物の言動をただ書くだけ、という
奇妙な感覚に陥った事があったりするのです。
そういう時の方がなぜか、計算して書いた時よりも
納得できるものが書けていたりするから不思議です。
これを書いている時も、そういう事が何度かありました。
そしてこの「サン・ミシェルの少女」は、推敲を何度も重ねて
出来る限りいい作品に仕上げたい、という欲求が生まれました。
この作品は最後までブログに掲載し終えたら
いったん全部消そうと思っています。
そして、書き直した完成作品は別の形で
皆さんにお披露目出来れば、と思っています。
最後に、ジャンヌ・ダルクと呼ばれるようになった
ひとりの少女の安らかな眠りを祈りたいと思います。
その御霊が神とともにあらん事を。
Sayaki
[3回]
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2015/01/24
後書き:生まれ出た言葉の為に
非常に難産だった第三章ですが
何とか最後まで漕ぎ着けました
この間に色々あったのでまずは
ご報告から始めたいと思います
①ランキングサイト脱会
順位を維持するには頻繁な更新を必要とします。
それに追われて作品の質を落としてしまっては
本末転倒と考えた為、脱会を決意しました……
アクセスは激減しましたが(泣
どうせ書くならいいものを書きたいと思って
このサイトを開設したにもかかわらずいつの間にか
文を書く事が数字を追う為の作業になってしまってました。
部門別全国一位との過分な評価を頂いた作品の中に、
納得出来ない仕上がりの文も正直あります。
まだ私が「詩小説」なるものを書いていない時期、
がむしゃらに読んでがむしゃらに書いていた
あの頃に戻りたいと考えました。
しかしそれでも「サン・ミシェル」の三章は難産でした。
今はもう覚えてないのですが恐らく
この小説を書く為の参考文献は20冊近いと思います。
ひょっとしたら調べ物してる時間の方が、
書いてる時間より長かったかもしれません。
もちろん史実通り書くと歴史書みたいで面白く
なくなってしまいますから、実際にあった事を
いかに面白く読めるか、を意識して書きました。
結局、面白く書けていないのは
単なる作者の実力不足です(号泣
②小説投稿サイト全掲載作品削除
このサイトの左側に、電子書籍販売のお知らせがありますので
既にご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、投稿サイトに
掲載されていた自分の小説を全て削除いたしました。
電子書籍出版に伴う削除です。
この投稿サイトでの活動は1ヶ月に満たないものでしたが
それでも合計万単位のアクセスを得る事が出来ました。
短い間でしたがお世話になった方々の応援をする為、
削除後も私のアカウントは残してあります。
ただ、ランキングサイト脱会と投稿サイト
掲載作品削除は同じ理由によるものです。
大変残念な事にこの投稿サイトでやる事は、毎日
同じ人相手に「町内で回覧板を回す」のと同じでした。
数字を稼ぐより、良いものを
書き良いものを読む。
その時間確保を優先させる為に、
投稿サイトでの活動も
一ヶ月後に中止し作品を全て
削除する事にしました。
数字を追うために書くのではなく
どうせ書くならいいものを書きたいと思って。
ちなみに良いものは読んでも、良いものが書けて
いないのは単なる作者の実力不足です(超号泣
③電子書籍出版
現在、出版している電子書籍は
amazon に2冊、楽天に6冊です。
ですが近い将来、これを1冊にまとめたいと思っています。
その近い将来とは、この「サン・ミシェルの少女」の出版時です。
なので実は今、過去に書いた自分の文を大幅に書き直しています。
その過去文のあまりの稚拙さに、涙で
文字が霞んでよく見えません。(超絶号泣
amazon 出版
「想いは流れる」「悠久の中の一瞬」
楽天Books 出版
「天使の両翼」「君の歌が聞こえる」
「冥府に住む聖者」「想いは流れる」
「悠久の中の一瞬」
「オルフェウスの竪琴」
さて、今回の「サン・ミシェルの少女」ですが
オルレアン開放戦終結までを書きました。
ジャンヌ・ダルクの生涯で最も光り輝いていた
時期であると言って良いでしょう。
実際にジャンヌダルクの資料を読んだ事がある
方にはお分かりだと思いますが、盛ってます。(笑
船に草を積んで燃やしてみたりとか、ジャンヌが
軍旗を持って敵に突撃したとか、実際にあった事を
盛り込んではいますが、なぜそうしたかはどの文献
にもほとんど説明されていないと思います。
まぁ、これは資料ではなく小説なので前回同様
「なぜか」の部分に独自の脚色を加えてあります。
戦闘部分も「突撃して陥落させた」では面白くも
何とも無いので仕方なく盛ってます。(笑
ジャンヌが戦術家として秀でていたかどうかには
賛否両論があるようです。
ただ、聖女でありながら好戦的であったのはどうやら
間違いないみたいですが。
私が想像するに、恐らく運もあったと思います。
なので、こういう内容でまとめてみました。
あと小説内でジャンヌはよく泣きますが、実はこちらが
本当の姿のようです。
勇ましいイメージで伝えられる事が多い彼女ですが
まだ十代ですからね。
なので「普通の女の子が頑張っている」というところを
意識して表現するようにしました。
初めてこのサイトでこれを読む方々は、
『ジャネット? ジャンヌじゃないの?』
と思われるかもしれません。
実は彼女が「ジャンヌ」と呼ばれるようになったのは
戦場に出るようになってからなのです。
さらに彼女は、生きている間に「ジャンヌ・ダルク」
と呼ばれた事はありませんでした。
ジル・ド・レのキャラに驚いた方も多かったと思います。
何と言っても後の大虐殺者「青髭」ですからねー。
でも、ジャンヌと一緒にいる時はまだ若く、真面目で
好青年だったようです。救国の英雄とも呼ばれました。
でもジャンヌが亡くなった事に精神的ショックを受け
後の彼の人生は狂っていく事になるのですね。
さてこの後、物語はいよいよ最終章に突入します。
書くのが辛い内容になりそうですが……
読んで下さった方、何卒最後までのお付き合い
よろしくお願いいたします。
Sayaki
[3回]
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2014/12/01
後書き:生まれ出た言葉の為に
このお話はずっと前から構想だけは
練っていた作品です。
コレを書いている最中に、電子書籍を
3冊出版しました。
なので、書籍にする事を意識して書いた
初めての作品という事になります。
哀しい、切ないだけでなく楽しく読める
事に気を付けて書いたつもりが……
いやはやコメディは難しいです。
というより恋愛モノは難しいです(笑
こういう詩の物語という形式はあまり
他に例が無く、言うなれば実験作品です。
しかし、最近になってやっと
「こういう形で書いていこう」
と言えるものが定まってきました。
たぶん書き手様から見ると酷い評価の
作品でしょう(笑
文を一生懸命飾ったり、世界観を深めて
長文にしている書き手様から見ると恐らく
許し難い文だと思います。
私は自分が書く量の千倍は本を読んでいます。
いやもっとかもしれません。
もちろん、昔は私も冗長な文を書いてこれでいい
と思っていた時期があります。
しかし、書いて読んでもらっていた過程で
「普通の人は小難しいものは読まない」事に
気が付きました。
あと無駄に長いものや、人物相関図や世界
設定解説が別に必要な小説になると、敷居が
高く全てきちんと理解して読む人の方が稀で
しょう……。
それでも読む人を惹きつける魅力のある
作品なら話は別なのでしょうが、少なくとも
私の文才では不可能です(笑
自己満足で書くならそれでもいいでしょう。
しかし人様に読んでもらうことを前提に書くと
なるとそうはいかないと思います。
幸い私は他人の文をよく読む人間です。
どういう文が読み易く、どういう文が
読み難いかはわかっているつもりです。
それが書いている作品に反映されないのは
私の実力不足によるものです(笑
最近は、もう書き手様からの評価は考えない
ようにしています。
私はもともと「読み専」だったので、あくまで
読み手の視点に立った作品にこだわりたいですね。
さてついでに、発売・発表した電子書籍
3作品をここでご紹介いたします。
「オルフェウスの竪琴」
某投稿サイトで一番人気だった短編を
無料公開いたしました。
ためしに見てやってください。
「天使の両翼」
楽天ブックス等で販売中
価格:69円(税込)
もともと原稿用紙換算で1900枚の長編
だった作品ですが、その劇中でのヒロインの
回想シーンだけを抜き取って、詩にしました。
「悠久の中の一瞬」
楽天ブックス等で販売中
価格:100円(税込)
今まで発表した短編作品を集めて一冊に
まとめてみました。
様々な作風で書かれた詩の玉手箱をお楽しみ
頂ければ幸いです。
以上3作品は、電子ブックリーダー, Android, iPhone, iPad
が対応端末になります。
Kindle 向けは順調に行けば来月あたりに、Amazon から出せると思います。
最後になりましたが、画像の商用利用を快く許して頂いた
空・雲の無料写真skyseeker 様 有難うございました!
メールを見て飛び跳ねて喜びました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
[3回]
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2014/07/09
散文詩:連作で小説に近い詩