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Destination Station of a Dream
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かすかな風のにおいと
暖かな日差し
やわらかな時間に包まれた
穏やかな日々
多くは望まなかった
君がそばにいてくれる
たったそれだけで
よかったのに
たったそれだけで
よかったのに
失われた世界の彼方で
去り行く時間の彼方で
孤独に抗いながら
ずっと待ち続けていた
色褪せる想い
冷えていく心
それでも世界は姿を変える
それでも時間は流れてゆく
やさしくそして無慈悲に
幸せの記憶が
指の間からこぼれ落ちていく
多くは望まなかった
君がそばにいてくれる
たったそれだけで
よかったのに
たったそれだけで
よかったのに
さようなら
無知だけど無垢だった
あの日の僕
2014/01/04 叙情詩:連作で想いを中心に Comment(0)
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