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Destination Station of a Dream
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僕は見返りを求めない
君が笑ってくれればそれでいい
たとえもう二度と会えなかったとしても
僕は見返りを求めない
君が幸せならそれでいい
たとえもう二度と会えなかったとしても
苦しいんだと言ってくれ
助けてほしいと言ってくれ
君が必要とするなら
僕は僕でいられる
君が必要とするなら
僕は強くなれる
誰かに必要とされるって
すごく幸せなことだと思うんだ
誰かに必要とされる
それだけで僕は僕でいられる
それだけで僕は強くなれる
君が幸せならそれでいいんだ
君が笑ってくれればそれでいいんだ
たとえもう二度と
会えなかったとしても
僕は見返りを求めない
終わった後の世界から
ただ祈るだけ
ふたつに分かれた道は
二度と決して
交わることは無いけど
人が生まれるのに
理由なんていらない
だけど生きていくために
それは必要かもしれない
だからせめて僕は
消えていく世界の片隅で
ただ祈るだけ
僕は見返りを求めない
崩れていく世界の果てで
ただ祈るだけ
ねえ、笑ってよ
2014/01/07 叙情詩:連作で想いを中心に Comment(1)
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UFOキャッチャー
真夜中のUFOキャッチャー
震える腕で
何度も何度も降りていく
銀のひかりをひきかえに
(ほらあのすみにある、あれがきみの孤独だ)
かならず奪ってしまおう
誰のことも見ないガラス玉の瞳
真夜中のUFOキャッチャー
頼りない腕が
何度を空を切っても
すくおうとする
(ほらあの向こうの、あれがきみの朝)
夜明けのUFOキャッチャー
外の世界へとみちびいた
頼りない骨は
かすかに鳴いて
震えて
とまった
かるら 2014/01/09 00:20 URL EDIT RES