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2024/04/26

「アルテミスの弓」第四詩:矢が貫く運命





アポロンの罠で 

遠くにいた為に 




女神アルテミスは 

それがオリオンと 

全く気付かぬまま 




挑発に乗ってしまった 












あなたには 

憎む為ではなく 

愛する為に 




生きて欲しい 




あなたの愛を 

欲する人がいる限り 




あなたには 

愛する為に 

生きて欲しい 

憎む為ではなく 




ただ愛する為に…… 










朝起きてから一度も 

妻の姿を見なかった 




家から出て 

外を見回したが 

それらしき人影も 

見当たらなかった 




見限られて当然だな 




もし暗殺が 

成されても 

私が無事である 

保証は全く無い 




失敗すれば 

どうなるかは 

言うまでも無いが 




私はまだ寝ている 

子供に視線を向けた 

これが最後の別れに 

なるかもしれない 




私は子供の頭を 

なでてやった後 

弓矢を持って 

我が家を出た 




私が震えているのは

決して肌寒い朝の

この空気のせいでは

ないだろうと思った





ついに決行の日だ





私は協力者の男の

案内に従って

通用門を見下ろせる

建物の屋上に来た




外壁の外からだと

邪魔が入る可能性が

否定出来ないので

この宮殿の内側から




来訪する蛮人の男を狙う




ここなら邪魔は入らない

かなりの距離はあるが

障害になりそうなものも

通用門までの間には無い




私の腕なら

確実に仕留められる




協力者の話によれば

あの蛮人の男は

この宮殿の主に

謁見する為に




今日あの門をくぐる

その瞬間を私は狙う




あの通用門は来客用だ

他の人間は絶対来ない

だが問題はあの蛮人に

従者がいた場合の事だ




恐らく奴の豪奢な

身なりで見分けは

つくと思うのだが




もし来訪者が複数で

奴を特定出来なければ

また別の機会を

探さねばならない




さらに言えば従者が

いた場合は私の身も

危うくなるだろう




暗殺が成功しても

失敗しても即座に

従者は矢の飛んできた

方向へ向かって来るはずだ




逃げ切れるだろうか私は




そんな私の危惧は

杞憂に終わった様だ

奴が門の前に現れた

しかも一人だった




奴は命を狙われている事を

既に感付いているのだ

フードで顔を隠しその行動を

他人に悟らせぬつもりか




用心深い奴らしい姿だ

だが無駄な配慮だな

もはやお前の命運は




私がこの手に握っている




私は弓を静かに構え

慎重にあの蛮人の男に

狙いを定めそして……
 
 
 
 

矢を放った



















素材提供:GATAG 画家:コッラード・ジアキント(パブリックドメイン)
 
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2014/03/19 散文詩:連作で小説に近い詩 Comment(0)

「アルテミスの弓」第三詩:永遠のローマ





それを見たアポロンは

アルテミスに言った 




狩りの女神とはいえ 

あれほど遠くにある 

的を射る事は出来まい 




アポロンが指差す先は 

海に入って頭部だけ 

水面から出していた 

狩人オリオンであった 













蛮人はありとあらゆる 

絶対悪を詰め込んだ 

パンドラの箱なのだと 




我は快感をもって 

穢れた蛮人の破壊を 

放火を殺人を描こう 




永遠のローマの理念 

ローマに与えられた 

宗教的啓示への信仰 




我々はそのローマ理念を 

キリスト教歴史哲学により 

武装し直す事によって 

信仰をさらに強化したのだ 




ローマの永遠性ゆえに 

与えられる安定した秩序 

追随する伝統的な蛮人蔑視観 




我々の意識にそれは 

深くそして甘く浸透する 

自覚していても抗えない




奴等を認めてはならぬ 

昔からローマ人の 

奴隷だった奴等を 





永遠のローマへの信仰の為に 





穢れた蛮人の破壊を 

放火を殺人を描こう 

蛮人はありとあらゆる 

絶対悪を詰め込んだ 




パンドラの箱なのだと……
 
 
 
 
 
 
 
 
 



「あなたの妻は


驚くほど聡明だ

元は良家の生まれで

確かな教育を受けた




そう聞いた記憶がある」




そう言って頷く

目の前の男は

私の無二の片腕とも

言うべき協力者だ




宮廷に仕えている彼が

私を暗殺の場所にまで

招き入れてくれるのだ




現在私は暗殺計画の

最終の打ち合わせを

この男と行っている




私の妻は最後まで

これからする事に

反対をしていた




無理からぬ事だ

失敗すれば私に

どのような運命が

待ち受けているか




想像するまでも無い




思えば私が妻の

あれほどまでに

頑なな姿を見たのは

恐らく今回が初めてだ




彼女なりにきっと

思うところが

あったのだろう




だがそんな迷いには

散々時間を費やした

この最後の計画の日を

私が迎えるまでに……




誰かがやらねばならないのだ




目の前の男は

そんな私に念を

押すかのように

用心深く語った




「あなたの妻が今回の

この計画に反対だと

既に私も知っているが

だからこそ聞いて欲しい




キュレネのシュネシオスを

あなたも知っているだろう

リビアのプトレマイス司教だ

君主制論の中で彼はこう言った




『かつてのスパルタクスの

 叛乱の様にローマの蛮人

 司令官が同種族奴隷の

 解放戦を行う事も可能だ




 そうならぬ内に

 腐り果てた芽を

 刈り取るべきである




 犬は追い払うべし』




アルカディウス宮殿での

彼の演説、蛮人排撃論だ




この内容を数百年前の

ポリス的な時代錯誤で

かつ非現実だと嘲笑う

事など私には出来ない




現状を冷静に見て欲しい

蛮人に地位を脅かされ

そして奪われながら

生きていくローマ人を




今こそ我々は

ローマ的精神を

再獲得し蛮人との

共同などすべきではない




ローマ人はアジア

ヨーロッパにおいて

我が帝国国境を越え

蛮人を撃つは自明である




その為には強力なローマ

国民軍を創造せねばならぬ

神が選ばれた民に与えたもうた




永遠のローマの為に」




その男の言葉に

反論の余地は無かった

少なくとも私は

そう確信していたのだ




だが私の脳裏に

妻の姿が浮かんだ




美しく聡明な妻の姿が




私は軽く頭を振って

雑念を追い払った

そして再び自分に

強く言い聞かせた




誰かがやらねばならないのだ




私はあの蛮人の男を

今や司令官となって

私腹を肥やすあの男を

射抜くであろう弓矢




それを握る手に力を込めた……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

素材提供:GATAG 画家:ウィリアム・アドルフ・ブグロー(パブリックドメイン)
 
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2014/03/18 散文詩:連作で小説に近い詩 Comment(0)

「アルテミスの弓」第二詩:踏み出す道の先へ





アポロンは奸計を以て

アルテミスを陥れた

まず彼はサソリに

オリオンを襲わせた




オリオンは逃れる為に

サソリの追えない場所

遠く海の沖へと逃げた












抱き締めるだけでは

伝えられなかった

愛しているだけでは

伝えられなかった




あなたのその言葉に

少しずつ壊れゆく私




とけていくわ

その僅かばかりの

ため息さえも

あなたに届く前に




この瞬間を受け入れよう




小さな光に

私はなりたい




明け方の夢の中で

暗きまどろみの中で

あなたが迷わないように




小さな光に

私はなりたい




混迷の先へ

踏み出す道の先へ

時の向こう側へ導けるように




迷わないように

導けるように

受け入れよう

この瞬間を




とけていくわ

あなたに届く前に




抱き締めるだけでは

愛しているだけでは

伝えられなかった

あなたのその言葉に




少しずつ壊れてゆく私……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
彼女は静かに語り始めた




「テミスティオスは

確かに無秩序、恐怖

不服従、狂暴、非理性

といった観念を蛮人と




結び付けていた……

それは事実だわ




しかし彼は先入観念を

克服する努力を

自他に説き




平和的取り扱いに

値しないと見ていた

蛮人を抑制し矯正して




皇帝の人間愛の

対象たるに

相応しいものと

見直す事によって




歴史的現実の推移に

自らの理念を調整

しようとしているわ




悪く言えば皇帝の

正当化であった

かもしれないけど




これは皇帝の

「政策」の肯定と

その正当化でもあり




こうした機能を働く

イデオロギーだった

私にはそう思えるの




テミスティオス自身

こうした蛮人を

ローマ人と同等の

人間として承認し




受け入れる事に

抵抗を感じていた

だけど時代は決して

立ち止まってはくれない




ローマは変わったわ

蛮人を排したい欲求と

もはやそれが叶わぬ現実




この2つの狭間で彼は

きっと悩んでいたはず




あなたも同じ思いなのね

ローマにスキュタイ人の

場所が次々と増えていく




道は二つに分かれているわ




共存するか

戦って退けるか

テミスティオスは

結果前者を選んだわ




あなたはどちらを選ぶの?」














素材提供:GATAG 画家:ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(パブリックドメイン)

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2014/03/17 散文詩:連作で小説に近い詩 Comment(0)

「アルテミスの弓」第一詩:嘆きの女神





 月の女神アルテミスの双子の

 兄弟である太陽神アポロンは

 女性に対しふしだらであった

 オリオンを決して認めなかった




 そして純潔を司る

 処女神である彼女に

 恋愛は許されなかった












 失って初めて

 私は知った




 この疼きは消えず

 心に浸み込んでゆく

 儚く散ったものが

 やがて土に還るように




 虚ろな静寂が痛い

 耳に届くものは

 全て空白の中に

 溶けていくのに




 思い出せた事を

 伝えることも出来ず




 全ては土に

 空白の中に

 消えてしまった




 私は孤独だった




 手に入れたものは

 望んでいたものとは

 違っていたという事に




 この手が血で汚れる前に

 あなたが消える前に

 気付くべきだった




 この疼きは消えない

 虚ろな静寂が痛い

 失って初めて

 私は知った




 愛さなければ良かったと……
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 私の憤懣はもはや

 隠し様も無かった

 私は我が家に戻り

 そして妻に愚痴た




 テミスティオスは

「人間愛の哲学に

 よって成る支配者は




 当時のペルシア

 専制君主とは

 全く異なり




 専制君主は

 正義を持たず




 そしてその臣下は

 いずれも野蛮である」

 そう語ったのだ




 そして「スキュタイ人も

 ペルシア人と同様に野蛮

 狂暴、非理性的であり

 彼等は平和に値しない」




 とまで言ったのだ

 議論の余地など

 無く全く同感だと

 言わざるを得ない




 そう言って憤る私を

 妻が不安そうな顔で

 見つめているのには

 既に気付いていた




 だがその時の私は

 それに配慮する

 余裕も無かった  




 きっと鋭敏な妻も

 気付いているのだろう

 この私がこれから

 やろうとしている事を





 暗殺しかなかった





 この国は疲弊していた

 かつての栄光のローマは

 老いて朽ちてゆくのみだ

 このままではいられない




 病的な疲弊の理由は

 蛮人だと確信していた

 かつてローマの奴隷で

 今や軍を率いる蛮人の





 あの男を殺すのだ





 他に知られてはならぬ

 この事は腹心の部下と

 信頼できる協力者のみ

 その意思を伝えてある




 妻は私に抗弁した

 理想と狂信を

 取り違えては

 ならないと




 その声は朝もやの

 淡い光のように

 柔らかいが




 私を止めたいという

 強靭な意志をその

 言葉の内に感じた

 そしてさらに私に





 彼女は静かに語り始めた……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

素材提供:GATAG 画家:クロード・ロラン(パブリックドメイン)

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2014/03/16 散文詩:連作で小説に近い詩 Comment(0)

「アルテミスの弓」序詩:蛮人排撃の幻想





 
ポセイドンの息子オリオン 

彼は陸でも海でも渡り歩く 

非凡な才を持つ狩人だった 




月と狩猟の神でもある処女神 

アルテミスと狩人オリオンは 

それゆえにお互いを認め合い 

次第に惹かれ合う仲となった 










人類の歴史上 

全ての文明と 

その秩序は 




時至ればその遺産を 

とって変わる新しい 

文明と秩序に残しつつ 

自らは崩れ去ってゆく 




過去を見つめてきた 

現在の人間はそれを 

歴史から学んでいる 




しかし我々が 

そうであるように 




その文明の中に生き 

その秩序のもとに 

生きている人々は 




その文明の崩壊を 

想像するというのは 

極めて難しいだろう 




なぜならばそこに 

生きる人々にとって 

自分が浴する文明は 




知らずして永遠なのだ 




しかしそう願う 

民衆の想いに反して 

永遠であった文明は 

歴史上一つとしてない 




世界の富の全てが 

ここに集まるとまで言われた 




永遠のローマがそうであったように…… 










目の前の勿忘草が

涙でかすんでゆく




あなたとともに滅ぶ事を

私は望まなかった

たとえ私の世界が

暗き闇に閉ざされても




これで良かったのだと

私は信じているのだから




忘れないで下さい

あなたを愛していた私を

忘れないで下さい

想いの果てで消えていく私を




真実の愛が

涙でかすんでゆく




でも私は信じている

これで良かったのだと

たとえ私の世界が

暗き闇に閉ざされても




あなたとともに滅ぶ事を

私は望まなかった




どうか忘れないで下さい

あなたを愛していた私を

真実を告げられぬまま

消えていく私を




目の前の勿忘草が

真実の愛が




涙でかすんでゆく……
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
甘美な悪夢のように

膨らみ続けるスキュタイ人と

ゲルマン人に対する蛮人思想




皇帝の徳を称える公詞

アリストテレス学者

テミスティオスはこれを




万人に及ぶゼウスの

人間愛に比せられる

べきであると語った




しかしこの皇帝の

人間愛は蛮人にも及ぶ

とは彼は言わなかった




人間愛など蛮人には不要だ




今やローマ人と

スキュタイ人は

男と女のように対立している




皇帝はスキュタイ兵ではなく

ローマ武装市民軍をもって

その指揮官でなければならぬ




エウボイア風ブロンドの

頭髪である外人が

個人の宅では奴隷であり

国家において主人であるとは




何と恐るべき事か




時は満ちたと信じるのだ

私は自らの体内をめぐる

この血に誓ってあの男を




殺さなければならない















素材提供:GATAG 画家:フランチェスコ・ソリメーナ(PublicDomain)著作権放棄公共所有

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2014/03/15 散文詩:連作で小説に近い詩 Comment(0)

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